2018年も、もうあと数日で終わります。
自分にとっては、6年目の年が終わろうとしている。
これまでずっとお話をいただいてきた皆さま。
今年初めてお会いして、お話をいただいた皆さま。
本当に有難いです。
何処かの誰かに「それなら、こんなヤツいるよ」と紹介していただいて、
そこから繋がり始める。
そんな静かで亀足な歩み、これこそ自分の理想形です。
これまでいろいろお話をうかがうと、
・最新のトレンドと先端の技術がないと実現できないカタチ
・技術はそれほど必要ではないが、より深く寄り添わないと実現できないカタチ
の2つの種類のお話に大きく分けられるような気がいたします。
そして、その2つの中でも後者の方のお話が断然に多いのです。
地域柄なのか、自分がそういうお話が来やすい立場にいるのか...。
おそらく、前者はバリバリ精鋭部隊が揃ってるところに集まってくるのかな。
そして、個人的にも後者を長く深くずーっとやっていきたいと思います。
でも、「その長く深くやっていきたいこと」も、前者に関するご質問を受ける割合が徐々に多くなってきました。
ウェブ(も含めインターネットを使ったプロモーション技術)が目まぐるしく進化し、
そして、今では日常的に使う・分かる・知ってる技術になってきて、
「専門家だけが触れる」という小難しいものではなくなってきました(これは良いこと)。
でも...
最新のトレンドや技術の進歩は、目まぐるしく変わっても、
ほとんどのケースにおいてその技術が流行るひとつ前の素養があれば、
応用で理解・展開できる...と勝手に思っておりました。
それが、全く新しい発想・思考から生まれるものも多くなってきているように感じます。
これまであった技術と技術を、発想という接着剤で結びつけたような真新しいもの。
そうなると「それ」がバージョン1になるので、完全にイチから新しく勉強しないといけない。
そして重要なのは、その技術が生まれた「目的」なんだろうと思います。
「なぜ求められたのか?」「なぜ産まれたのか?」をより深く考えないと、
教科書丸暗記みたいなことになり、本来の「思い」をうまく汲み取れないのです。
そんな残念なことはないよね。
その技術が生まれるまでに、たくさんの人が汗を流して、
知恵を絞って組み上げたものだと思うので。
インターネットの世界は、本当に日々「新しい技術」が産まれては淘汰したり、
あるいは、様々な人の思いが加わることで、もっと便利に汎用的に簡潔に別な形になったり。
兎にも角にも「めまぐるしい」。
そして、これからはその「知らない・使ったことない」という新しい技術も、
日常に埋没せずにアンテナ張って取捨択一して、
「理想の形」に添えることが大切なのだと思います。
そんなことを考えながら、
今年も点灯した佐貫駅西口イルミネーションの写真を撮ってました。